“Caretaker” ワーカーズ・ジャケット ファッション

「イカれチン↑」OGブランド=
GETEMONTS、GA!FAにつづく
シン・ライン、
“Caretaker”がスタート↑↑↑↑↑


実際に、
“Caretaker＝管理人”が
長い間着ていた服をコンセプトに

1年ほど天日雨風にさらし、
ゆっくりとフェードと褪色・変色の自然加工を施したタフなコットンギャバジン織のジャケットをメディウムに

アルキビオやスケルトンを彷彿させる
25個にも及ぶフロント・ボタンわ、
高級ブランドのホーンボタンからアンティークのガラスボタン
果てわ道端で拾った物まで使用。

広島の平和記念の折り鶴のpins
本から切り抜かれた空の郵便受けの写真
ニコラス・ジャーのアルバムアート

とあるトンネルに描かれた、
「Failure is not in my destiny」
と云ふ路上の詩人の言葉。


ボルタンスキー、大竹伸朗的な、
個人と集団、「自/他」に依る物質と記憶を
服の意匠＝衣装にコラージュ、アッサンブラージュしたiLLな1枚↑


「私はずっと記憶や、それを思い出すことに魅了されてきました。それが物と結びついている場合は特にそうです」


サイズ：肩幅53cm 袖丈54cm 身幅60cm 着丈77cm


自然界に依るセピア加工。
左胸ポケットなどに垣間見える
元の色との違いに
改めて、時が全てを破壊することに気が付きマス↑

埃を被った様に白けた生地に並ぶ
色鮮やかでノスタルジックなマルチボタン。

ウェストのドローコードにわ
シュロの紐を青く染色した物を使用。


人工的な染色や加工でわ表現できない
長い時をかんじさせる
唯一無二の生地感と
偏執的で人工的な意匠のアンバランスさ

どこか噛み合わず微妙なズレを生み出してiLL様で、

古着でも今の服でもない
様々なる意匠空間を移動することで生みだされる
方向感覚の喪失。


「あれ、俺はいまどこにいるんだったっけ…」


街中で見た、タレントの巨大なポスター
それわ確かに何十年か前に見た物だった。

懐かしくはない　奇妙な、いや不気味な感覚

あれ、俺はいまどこにいるんだったっけ？

今、ここにいる理由ではなく
どうしてここにいるのか、其ればかりが気になる

最近は、今を上手く思い出せない
信じていたものすら忘れた。

さて…
嵐を忘れるために酒を飲みながら何を思いだそうか。